大阪堺市にて、フリーランスの美容師&パーソナルカラー診断をしているkanaeです。
皆さん、髪を洗った後はアウトバストリートメントを使っていますか?
アウトバストリートメントと言っても、最近は様々な種類が出ています。
今回は、その種類やオススメのタイプについて書いていきます。
アウトバストリートメントとは
そもそもアウトバストリートメントとは、洗い流さずに使う髪のトリートメントのことです。
お風呂の外でつけるので‟アウトバストリートメント”、もしくは‟洗い流さないトリートメント”と呼ばれています。
目的としては、髪の栄養補給や保湿、広がりを抑えたり手触りを良くしてくれます。
洗い流さない分、ドライヤーの熱や紫外線から髪を守ってくれる力も強くなります。
ただ一概に流さないトリートメントと言っても、様々な種類があります。
種類
種類は主にミスト・クリーム・オイルの3タイプです。
それぞれに特長があり、髪質やダメージ度合によって合うものが変わってきます。
どんなに良いアウトバストリートメントでも、自分に合ったものじゃないとイマイチになってしまうので、特徴を知り目的に合わせることが大事です。
何となくで選ぶともったいないよ!
ミストの特徴とオススメの人
特長
- 髪の内部を補修
- サラサラの仕上がり
オススメの人
- 細毛
- エイジング毛
- ペタンとしやすいけどパサつきも気になる人
- ダメージが強くパサつきを感じる人(クリームやオイルとの併用)
液状のミストは髪の内部に浸透しやすいのが特徴です。そのため、髪を中から補修してくれます。
水分の中に脂分をあまり入れれないため(分離してしまうので)、仕上がりは軽くサラサラしたものになります。ペタンとしやすい髪の方にオススメな一方、広がりやすい髪や乾燥がひどい髪には少し物足りないかもしれません。
ただ、カラーやパーマなど薬剤を使う施術でパサつきが気になる方は、まずミストで内部補修をするのがオススメです。
※選び方は、液が白く白濁しているものがオススメです。(←栄養分が入ってる証拠) 一概に全てのものがそうとは限りませんが…
クリームの特徴とオススメの人
特長
- 髪の内部と外部の補修
- しっとりめの質感が多い
オススメの人
- 普通毛~剛毛
- 髪が広がりやすい方
- パサつきやすい方
水分と脂分が混ざったクリームは、ひとつで髪の中と外をケアしてくれるいいとこ取りなアウトバス。商品により、エマルジョンやミルクと呼ばれることもあります。
髪の中と外を両方ケアしてくれるので使い勝手が良い反面、内部補修力はミスト>クリーム、見た目のツヤ感はオイル>クリーム、という感じなのでクリームで物足りない場合は併用がおすすめ。
オイルの特徴とオススメの人
特長
- 表面のケア(キューティクルケア)
- ツヤ、手触り、見た目
おすすめ
- 広がりやすい方
- ツヤが欲しい方
- 健康毛のかた(ダメージケアには向かない)
最近はオイルがとても主流になってきました。
役割としては、髪の表面ケアでどちらかと言うとスタイリング向きです。パサつきのある髪も、広がりを抑えてツヤを出してくれます。
見た目重視になるので、根本的なパサつきが気になる方はミストとの併用がおすすめです。
またオイル分は髪に残りやすいため、ビルドアップという髪への蓄積が起こりやすくなります。(蓄積すると髪にゴワつきが出てきます。) オイルをつけた日はシャンプーできちんと落とすことも重要です。
私の使い方
参考までに、私のアウトバストリートメントの使い方を紹介します。
私の髪は細くてペタンとしやすく、カラーを繰り返してるのでダメージがあります。
- 基本的にはミストを使い、物足りない時はクリームに変えています。
- シャンプートリートメントでも髪の補修をしてるので、アウトバスはつけないときもあります。素髪が良いときはこのパターン。多少パサつきは出ますが。髪が軽くてこれはこれで良いです。
- オイルは基本的にスタイリングの時に使います。なんせペタンとするので、つけるのは中間から毛先。パサつきが気になる時は、ミストかクリームを先につけます。(←内部補修をし髪の土台をつくることで、つけすぎ防止にもなります。)
その時々の気分や髪の状態によって種類も変えています。一つに絞らず、いくつか持っておくと便利です。
まとめ
とても便利なアウトバストリートメントですが、自分の髪質やダメージを把握して使うことが大事です。
同じタイプのアウトバスでも、商品や値段によって効果も変わってくるので、全然分からないよーと言う方は美容院で相談してみて下さいね!