大阪堺市でフリーランスの美容師とパーソナルカラー診断をしているkanaeです。
今回は自分のパーソナルカラーで染めたい時に、ポイントにすると良いことをお伝えしていきます。色味のこともありますし、美容師ながらの話もしていきます。
色を決めるときの参考になると嬉しいです!
この記事がおすすめな人
- 自分のパーソナルカラーでカラーをしたい人
- ヘアカラーで垢ぬけたい人
- 思った色にならなかった人
- オーダーの仕方が分からない人
パーソナルカラーでヘアカラーをすると良いこと
- 顔色がキレイに見える
- 垢ぬけて見える
- おしゃれに見える
- 顔(肌色やパーツ)と調和する
ヘアカラーでポイントにしたいこと
明るさ
まずは髪の明るさです。
同じ色でも、パーソナルカラーによって似合う明るさが変わります。パッと見て分かりやすいので特に重要な要素になります。
それぞれのシーズンの明るさのイメージです。
スプリング…カラーしてると分かる明るさ。ハイトーンも似合います。
サマー…少し明るいかなーぐらいから、黄みが強く出ない明るさ。
オータム…真黒ではない明るさから、やや明るめまで。(サマーと同じレベルですが、色味で違いが出ます。)
ウィンター…真黒~やや明るいぐらいor白に近いハイトーン。暗いかめっちゃ明るいかのどちらか。
色味
ヘアカラーも、ブルーベース、イエローベースの色で大きく分かれます。
それぞれの似合う色味
イエローベース…ブラウン、ベージュ、オレンジ、コーラルピンク、マット、イエロー等
ブルーベース…ブルーアッシュ、シルバー、パープル、ピンクパープル等
同じ明るさでも、色味が違うだけで印象が変わります。
彩度
彩度とは、色の鮮やかさのことです。
例えば同じピンクでも、はっきりしたピンクとくすんだ感じのピンクだと印象が変わって見えます。
パーソナルカラーで言うと、スプリングとウィンターが彩度が高めではっきりした色が似合い、サマーとオータムが彩度が低めで柔らかい色が似合います。ただしセカンドカラーによって、あまりどちらかにより過ぎないほうがいい方もいます。
実際色んな人のカラーをしていて、鮮やかさのインパクトって結構感じます。
その他、知っておくと良いこと
遺伝的な髪の色
日本人はみんな黒髪ですが、同じ黒でも真っ黒の人や薄い黒の人がいます。
この違いは、黒色~褐色を作るユーメラニンと黄~赤色を作るフェオメラニンの割合にあります。日本人(アジア人)は基本ユーメラニンを多く持っていますが、フェオメラニンとの割合や量によって同じ黒髪でも違いが出てきます。
「カラーしてもすぐオレンジになる…」「アッシュが入らない…」という方は、ユーメラニンの割合が多い傾向にあります。
自分の髪にどんな特徴があるか知っておくと、カラーのオーダーもしやすいですよ!
パーソナルカラーでは、どんな髪の特徴があるか見ることも出来ます!
現在の髪の色
色が抜けて黄色くなってる… 前回入れた赤みが残ってる… 白髪が…
など現在の髪の状態によって、使う色も違ってきます。
やりたい色に近づくよう、色々薬剤を混ぜてるよ!
ブリーチ
ブリーチをすることで、透明感があり色をそのまま表現することが出来ます。
黒いキャンパス(黒髪)に色を乗せるか、白いキャンパス(ブリーチした髪)に色を乗せるかの違いですね。
ブリーチの抜き具合でも仕上がりが変わるので、やりたい色に合わせると良いと思います。
(1~2回のブリーチ→オレンジや黄みが残る。3回以上→白に近い色になります。)
イエベの方は黄みを利用するのもありだし、ブルべの方は黄みをしっかりとってあげると似合う色に近づけやすいです。(ただし傷む…)
よりパーソナルカラーの色味を楽しみたい場合はブリーチもおすすめです。
まとめ
単純に似合うヘアカラーと言っても、明るさ・色味・彩度が合わさることで“似合う”になります。(パーソナルカラーの基本と同じです。)
そして、その色のカラー剤を使えば必ずその色になるわけではなく、元々持っている遺伝的な髪の色や現在の髪の色などベースがとても影響してきます。
自分の髪の特徴やカラー剤の仕組みを知っておくと、よりヘアカラーが楽しめますよ!